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【発達障害児の習い事】スイミングに通うメリットと入会〜現在の体験談

 

身体を強くしたい,

泳げるようになってほしい、

楽しみを感じてほしい、

自信をつけてほしい、

等の理由で「スイミングを習わせたい」と思うお母さんは多いのではないでしょうか。

 

私もそうでした。

 

でも発達障害のある子供の場合、他のお子様に迷惑をかけないか?そもそも受け入れてもらえるのか?などと不安になってしまいますよね。

 

でもすぐに諦めるのはもったいない!

 

今回は軽度知的障害を伴う自閉症スペクトラムの【ボク】がスイミングに入会してみた感想をご紹介します!

 

こんな方におすすめ

  • こどもにスイミングを習わせようか迷っている
  • 発達に課題があるから不安
  • 実際に発達障害児がスイミングに通った感想が知りたい

 

 

発達障害児のスイミングはメリットが沢山!

スイミングは一般的に健康面などのメリットが多いとされていますよね。

 

発達障害がある子供にとっては、メリットがさらにたくさん感じれる場合がありますよ!

 

  • 筋力が弱くても鍛えられる(浮力があるため)
  • 脳が活性化される(有酸素運動)
  • 個人スポーツなので、自分のペースで練習できる
  • 動作の改善、情緒の安定(水温、水圧などからの刺激)

それ以外にも、出来ることが増えて自信につながったり…

とメリットは本当に多いです!

 

発達障害児のスイミングの不安要素

親としては不安要素も多いですよね。

今考えるとあの頃の【ボク】を、よくスイミングに入会させる決心をしたな!と思います。


結果的には良かったのですが…

 

考えられる不安要素とは

  • 指示が入らない
  • 順番に並ぶことが苦手
  • 親と離れることが出来るか不安
  • パニックにならないか?
  • 過敏は大丈夫か(光や音、コーチの手が触れるなど)
  • 他の人の迷惑にならないか?

などがあるのではないでしょうか。

他にもその子によって不安要素は違ってきますよね。

 

経験談

【ボク】の場合は、初めての事が極端に苦手だったので、パニックを起こさないか心配でした。

並ぶ事が出来ないのも大丈夫かな?という不安も。

主治医には「お母さんがついていれば習っていいよ」と言われたけど、てんかん発作が起こらないかという心配もありました。

 

通うスイミングスクールの決め方

お姉ちゃんが某スイミングに通っていたのですが、ここに【ボク】も通えるか?と考えた時に「無理!」と思ったんです。

 

その理由はいくつかあります。

  • 観客席が遠い(2階から見下ろす感じ)
  • 人数が多く、並んでいる時間がかなり長い
  • いきなり浮き輪なしでプールに入る
とてもじゃないけど、その頃の【ボク】にはハードルが高すぎました。

パニックになり迷惑をかける姿が目に浮かびます…

 

そして自宅から通える範囲のスイミングスクールを調べつくし、最終的にイトマンスイミングスクールに決めました。

オリンピック選手を何人も輩出している有名なスクールです。


そこに決めた理由が

  • 客席がプールのすぐ近く
  • 客席に緊急ベルが設置されている
  • 幼児クラスの人数は割と多いが、次々と進み待ち時間が短い
  • 幼児クラスにはコーチが3人ついている
  • 腕の浮き輪を付けて練習する
  • 自由度が高い

見学に行った際、ここなら【ボク】でも通えるかも!と思いました。

 

ポイント

プールの一角が幼児クラスのコーナーで、そこを様々な課題を行いながら、何週も回るんです。

一周する中で、滑り台があったり、ビートバンでキックしながら進んだり、フラフープの中をくぐったり…

みんながぐるぐる回っているので、人数は多いけどほとんど待ち時間はありません。

コーチが複数人ついてくれているのも安心できました!

 

スイミング教室はいろいろなタイプがあります。

 

百聞は一見に如かずで、気になるところがあれば見学に行ってみるのがオススメ!

 

 

入会時~初回レッスンまでの注意点

入会時には発達障害があることや、苦手なことを先に連携しておいた方がいいです。

 

イトマンスイミングスクールは発達障害である事を伝えると、「どうしても難しい場合はお断りするかも知れませんが、サポートするので一度挑戦してみましょう!」と言ってくださいました!

 

事前にコーチが知っておくことで対応できることもあります。

 

過敏があって体に触れられる事が苦手なら配慮してくれますし、指示が入りにくい場合は個別にゆっくり説明してくれるかも知れません

パニックになった時は、親を呼んだ方がいいのか、そのままそっとしておく方がいいのか、なども事前に伝えておくとコーチも対応しやすいですよね。

 

メモ

【ボク】の場合は、言葉では伝わりにくいので実際にコーチのお手本を見せながら教えてくれます。

てんかん発作が起きた時は緊急ベルを押すことも事前にわかってくれています。

 

初めてのレッスンの前にできる対策はしておきましょう!

 

プールは音が響きます。

聴覚過敏がある場合が耳栓が便利です。

 

 

水面に反射する光が気になるようなら、色の濃いゴーグルを用意するのもいいですよ。

 

 

 

水着で締め付けられるのが苦手な場合は、ゆるめのサイズを用意したいですよね!

 

後は、子供もつれて見学に行き、どんな感じか見せておくとパニックになりにくいかも知れません。

 

2年通った感想と現在の様子

結論から言うと、思い切って入会して本当に良かったと思っています

 

初めの8回程はパニックにはならなかったものの完全に固まってしまい、コーチに抱っこされたまま1時間過ごしていました!

 

2カ月分の月謝…(泣)という気持ちもありましたが、ここで諦めたら何も出来ない!と自分に言い聞かせ続けました!

 

3カ月目頃から徐々に慣れてきたのか、滑り台をゆっくり滑ってみたりしていましたよ。

今では腕の浮き輪でぷかぷか浮きながらキックで進めるようになりました

 

たまにコースアウトしてコーチに連れ戻されたり、滑り台で前の子を押してしまいヒヤヒヤする事もありますが…😅

 

次の課題は蹴伸びです。

 

初めての事をするのは抵抗がありますが、スローステップで頑張ってくれると信じています!

 

【ボク】自身もスイミングは毎週楽しみにしていて、「今日プール?」と2日に1回は聞いてきます😊


楽しみにしてくれて何よりです。

スイミングのマンツーマンレッスンもある

やはりどうしても集団でのスイミングスクールに通うのが難しい場合もありますよね。

 

そんな時はマンツーマンレッスンを利用するのもオススメ。

 

プール施設を自分で選択できるので、音響や、親から見えるか?などを考慮した上で選べるのもいいですよね。

スクールより割高ですが、障害があっても細かい配慮をしたレッスンを行ってくれるので安心です。

 

まとめ

今回は軽度知的障害を伴う自閉症スペクトラムの【ボク】がスイミングに入会してみた感想をご紹介しました!

 

スイミングを習わせようか悩んでいる方に、少しでも役立てば嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました😊

 

 

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