育児本を見ながら一生懸命作っても「べー」と全部出されると悲しいですよね。
手間暇かけているからこそイライラするし、何とか無理やり食べさせたくもなります…
「生後〇カ月の離乳食の目安」(仮)とかいう本の中身を見ると「え!?普通の子はこんなにしっかり食べるの?」と衝撃を受けて凹んだり…
息子は生後8か月ぐらいまでほぼミルクだけだったんじゃないかな?
とにかく離乳食を嫌がったんですよね。
今回は経験をもとに、離乳食を嫌がる原因と対処法をご紹介します!
まとめ
■ミルクや母乳の量を減らす
■食材を見直す
■とろみを調整する
■環境を変える
■まだ時期が早いと割り切る
詳しく見て行きましょう!
離乳食を嫌がる原因と対処法
赤ちゃんの口や舌は今まで「吸う」動きしかしてこなかったので、「もぐもぐ」する動きが急に上手にできるわけありません。
実際にまわりを見てみると、離乳食を嫌がらずしょっぱなから飛ばす赤ちゃんは、よほど食欲があるか大人の真似が大好きな赤ちゃんぐらいかな?
ほとんどは多かれ少なかれつまづいている印象です。
赤ちゃんが離乳食を嫌がる原因と対処法を具体的にみていきます!
ミルクの方が好き
離乳食を始めて数日たっても全く食べなかったんです。
全部「ベー」と舌で押し出して、エプロンは凄いことになっていました。泣
そんな感じで離乳食を全く食べないので、「これじゃ栄養摂れないじゃん」と思い、今までと同じかそれ以上の量のミルクを飲ませていました。
「ミルクでお腹いっぱいで更に離乳食を拒否する」という悪循環に陥っていました。
ミルク粥は私自身が「ウエッ」となってしまうので、
- ミルクパン粥【粉ミルクと食パンをグツグツ】
- ミルクスープ【スープの味付けをミルクで】
- お麩のミルク煮
- いちごミルク【裏ごしイチゴにミルク】
などを与えてみると食べてくれる事が増えました。
ミルクの味は飲みなれた味なので抵抗がないみたい。
また、離乳食を与えるタイミングも大切だと気づきました。
メモ
お腹が空きすぎている状態だと、「食べたいけど上手く食べられない!」という感じで機嫌が悪くなって泣いてしまうことがあったんです。
そんな時はミルクを一気飲みする方がいいんでしょうね。
(そりゃぁちまちま食べるより短時間でお腹が膨れるでしょうよ)
そんな事があったので、「お腹が空いて機嫌が悪くなる前に離乳食を食べさせる」という事を意識しました。
そうすると落ち着いて食べる練習が出来て良かったですよ。
味が気に入らない
今までミルクを飲んでいたのに、急にしゃばしゃばお粥や人参の裏ごしを食べさせられるとどうなんですかね。
「味が気に入らない」というのもあるはずです。
かぼちゃやリンゴ、コーンスープなどは甘味があってお気に入りになるかも知れません。
市販のベビーフードを試してみて、どんな味が好きなのか食べ比べしてみるのもオススメです!
ベビーフードでお気に入りを見つけてから真似して大量生産するのがベストかなって思いました!
キューピーのベビーフードが美味しいらしく、沢山食べていました。
5、6カ月用は野菜と果物がメインです。
月齢に合わせて選ぶことも出来て種類も豊富、お出かけの際にも大活躍でしたよ。
うまく食べる事ができない
中には離乳食を食べたくないわけじゃなく、上手く食べる事ができないという場合もあります。
その為、反射的に舌で押し出してしまうんです。
数日経ってから再度試してみてもいいですし、スプーンの感触に慣れる為に唇にちょんちょんと当てる事から始めてもいいです。
あと、息子の場合はしゃばしゃば過ぎても食べにくいようで、とろみを強めにするとすんなり飲み込んでくれる事がありました。
お粥も10倍粥はほとんど食べなかったのに、水分を少なめにしていくと食べてくれるように!
味が付いてる方が美味しいってわかるんだね…
とろみはのど越しを良くして、飲み込む時に器官を傷めない為にも必要らしいですよ。
加熱不要で混ぜるだけでとろみが付く便利グッズもあります。
(送料がかかるので、近くに西松屋やドラッグストアがあれば店頭で買うのがオススメ!)
うまく食べる事が出来ないなと感じている場合、とろみを調節して試していて下さいね。
環境の問題
環境の問題で食べてくれない事もあります。
- 椅子が固い、座りづらい
- エプロンが嫌
- ママが怖い顔をしている
- 気が散る要素がある(テレビ等)
などです。
椅子が固くて座り心地が悪いとか、安定しないとかで、座っている事自体が嫌になってしまっている可能性もあります。
身体が安定して、座りやすい椅子で離乳食を食べさせてあげたいです。
定番ですが、やっぱりイングリッシーナがオススメ⇓
息子もそうでしたが、エプロンが嫌な場合もあります。
「洗うのラクだし~」と100均で購入したビニール製のエプロンは、首元が固くて違和感があったみたいです。
エプロンを付けた時点で大泣き!という日もありましたね…
離乳食を食べさせようと必死で、ママが怖い顔をしていると赤ちゃんも嫌がります。
「今日は一口食べればいっか♪」と気楽に進めると、楽しい雰囲気の中で意外と食べてくれるかも知れません。
こちらが頑張れば頑張る程上手くいかないものだな…と思いました。苦笑
また、「気が散る環境」も離乳食に集中できずに食べてくれないです。
テレビが付いていたり、おもちゃが目に入る場所に置いてあったり。
息子の場合は哺乳瓶が見えてしまうと、「離乳食よりミルク欲しい!」になってしまうので、見えない所に隠していました。
食べる事に集中できる環境を作ってあげたいですね。
まとめ
離乳食って正直かなり面倒ですよね。。
家族のご飯を作るだけで必死なのに、それプラス離乳食って…
すり潰すって…裏ごしって…
頑張って作ったのに食べてくれない、吐き出される、しまいには大泣きされる…なんという仕打ち。泣
今回ご紹介した方法を試してみて、少しでも楽になれば嬉しいです。
それでもやっぱり食べてくれない場合は「まだ早かった」と割り切って何日か休憩しませんか?
日を空けて忘れた頃に挑戦すると急にもりもり食べてくれることもありますよ。
無理しなくて大丈夫です。
お読みいただきありがとうございました。