小学校入学はワーママにとって「小1の壁」とも言われる程悩ましい時期です。
私自身も時短勤務ではあるものの仕事を続けなければいけませんし、下の子の療育もあり、学童保育なしの生活は考えられませんでした。
今回は実際に保育園卒園後、小学校入学前の4月1日から学童保育に通わせた経験をご紹介したいと思います。
「学童ってどんなところ?」「学童は可哀そうって本当?」「仕事を辞めて家にいるべき?」と悩んでるお母さんの参考になりますように。
学童ってどんなところ?
学童とは、親が仕事をしていたりして、放課後自宅に帰っても家に居ないなどの理由で、授業が終わってから親が帰るまでの時間や長期休みなどに過ごす場です。
家庭に代わる「生活の場」としての役割があるという事です!
娘が通う小学校では、本当に「生活の場」として毎日を過ごせる環境が用意されているなという印象です。
そのように感じた理由はいくつかありますが、
- 指導員が数人いて勉強をみてくれる
- 学童から習い事に通える
- 教室はリラックスできる雰囲気
- 自由に過ごせる
- おやつがもらえる
というところでしょうか。
お母さんが宿題を見るように、指導員がみてくれます。
習い事がある日は、その時間に自分で行くか、バスがある場合は指導員がそこまで見送ってくれます。
教室はカーペットにローテーブルが並べてあって、眠い時は転がる事も出来るし、おかしをみんなでワイワイ食べる事もできます。
施設によってそれぞれ違いはありますが、学童は「自宅で過ごすように安心して生活できる場」であるように運営されているのはどこも同じです。
利用料・利用時間
娘が通っている小学校の学童は、2つのコースに分かれています。
①9時~17時の短時間コース
こちらは誰でも申し込めます。利用料はひと月あたり4000円で、おやつは出ません。
お母さんが昼間に短時間パートをしている家庭の利用が多いです。
夏休みなどの長期休みに「ずっと家で居てもダラダラするだけだし…」とか「友達が行ってるから自分も学童に行きたい!」といった理由でその期間だけ申し込む人も結構います。
②7時半~18時半の長時間コース
こちらは就業証明書を提出しないと申し込むことが出来ません。
ひと月あたりの利用料は8000円+おやつ代2000円です。(おやつは小さいスナック菓子など。それにしては高いな!と内心思ってます。笑)
私もこちらを利用してます!
卒園~入学までの学童での過ごし方
保育園を卒園して、入園式まで約10日。
仕事を休むわけにはいきません!
そのような場合は「3月末まで保育園、4月1日から学童」という状況になります。
(もちろん学童は入学前でも利用可能です!)
学童に行く際の持ち物
入学後と違って、制服ではなく私服だし、ランドセルではなくリュックだし、まだまだ小学生感はなく保育園の延長という感じです。
保育園からのお友達もいるし♪という感じでウキウキで登校したら、まさかの登校後すぐにお勉強でした!笑
確かに持ち物リストにワークブックも入ってる!けど初日、朝からいきなり勉強とは!
持ち物はこちらです。
- お弁当
- 水筒
- ワークブック(自分で用意する)
- 筆箱
- ハンカチ
- ティッシュ
- 連絡帳
給食はないのでお弁当は必須です。(長期休み辛いな~)
授業が始まると放課後学童で宿題をするんですが、入学前なので宿題もまだない状態。ワークブックを自分で用意して持って来ましょう!とのことでした。
100均の物でも十分ですし、進研ゼミの教材を持ってきている子も結構いましたよ。
(娘はタブレット教材の方を受講してます。めちゃくちゃ楽しく勉強できますよ!勉強後に送ってくれる娘手書きのメールが癒しです。→【進研ゼミ小学講座】 )連絡帳にはお迎えの時間を書いて、毎日指導員に渡すことになってます。
慣れてくると集団下校も可能ですが、はじめのうちは親がお迎えに行くという決まりのところが多いのではないでしょうか。
1日のスケジュール
登校後~10時:お勉強
各々ワークブックに取り組み、出来たら指導員に見てもらいます。
丁寧に丸付けしてくれていて関心しました!生徒数も少なくないのに大変そう…でもありがたい!
10時~11時半:自由時間
外で遊んだり、部屋で本や漫画を読んだり…決まった時間にテレビ(アニメ)もつけてくれるようで、みんな自由に遊びます。
11時半~13時:お弁当
みんなで席につきお弁当を食べます。
13時~14時:お勉強
昼の勉強タイムです。
家ではチャレンジタッチ以外の勉強はしてくれないのに!やっぱりみんなでやると出来るんですね。勉強面だけとっても学童に行ってて良かった!って思います。
14時~:自由時間&おやつ
入学以降の学童での過ごし方
入学後も毎日学童に通うことになります。
初めのうちは給食もなく午前中で授業が終わるので、その後は学童で過ごします。
入学前と同じように、お弁当を食べて勉強して自由時間といった感じですね。
学童に通うメリット・デメリット
娘が通ってる小学校の1年生では3分の1ぐらいが学童にいってるイメージです。
自分が働いてるのでそれが普通になってしまってますが、世の中放課後は自宅で過ごす子供がやっぱり多いんだなぁとなんとなく不安?というか「これでいいのかな?」と思ったりもしてしまいます。(何かの瞬間でふと思う時があるぐらいですが)
でもそんな気持ちもすぐに消えるぐらい学童にはメリットも沢山ありますよ!
学童に通うメリット
- 入学前に友達ができる
- 年上の友達と関わる事ができる
- 勉強するクセがつく
- 自立する
- お楽しみイベントがある
1日中学童で一緒に過ごすと自然と友達になるもんです。
入学前に友達が出来るし、学校にも慣れることができるので、入学以降がっちがちに緊張することなく通えますよ!
学童では年上のお姉ちゃん、お兄ちゃんとも一緒に過ごすことになるので、学年関係なく関係性ができます。
外遊びでは学年関係なくドッチボールや氷鬼をしてますよ。
長期休みは午前と午後の自主勉強、学校がある日は放課後に宿題…と毎日の勉強がクセ付きます!
家で「はやく宿題しなさい!」と言う必要がないってめっちゃラク!
子供も親に言われてやるより、学校でみんなと一緒にやる方がいいでしょ、と思いますがどうですかね。集中してやってる?という心配はなきにしもあらず、ですが…笑
「自立する」という点もメリットです!
自由時間が長いのもあり、何をして過ごすか自分で決めなくてはいけません。
それ以外の色々な場面でも、お母さんには甘えてしまいがちな子供も学童ではそうはいきません。自分で考えて行動できるようになりますよ。
お楽しみイベントがあるのも子供達にとってはメリットです。
夏のプールや、秋の公園へのお出かけ、冬のクリスマス会など様々なイベントがあります。
その中で友達との絆もぐっと深まりますし、家にいてはなかなかこんなイベント体験できないですよね。
学童に通うデメリット
デメリットもご紹介します。
- 利用料がかかる
- 親子の時間がとりづらい
- 友達とトラブルになることもある
- 感染症にかかりやすい
- 長期休暇はお弁当を作らなくてはならない
保育園は無料だったのに、学童を利用するとなるとお金がかかってしまいます。
放課後家にまっすぐ帰る場合と比べると、親子の時間が限られるのも事実です。その場合は休日にはゆっくり時間をとれるといいですよね。
学童で長時間一緒に過ごす中で、友達とトラブルになってしまう可能性があります。
個人的な考えですが、トラブルがあった時は大人が介入できる部分はしてもいいと思うんです。
長時間過ごす学童が嫌になってしまっては可哀そうですもんね。
まとめ
今回は、実際に入学前から学童保育を利用してみて感じた事をご紹介しました。
「学童に預けるなんて可哀そう」?
いえいえ、私はそうは思いません。娘の様子をみていて、間違いなく可哀そうではないです。
だって「土曜日も学童行きたいのに!ママ、土曜日もお仕事行ってよ~!」って言われるんですから。笑
学童では楽しい事や学べる事が沢山ありますよ。
ワーママにとっては本当ありがたい存在です!
学童に通うか、留守番させるか、おばあちゃんに見てもらうか、仕事を辞めるか…選択肢が沢山!な場合もありますよね。どれがいいかは家庭環境や子供の性格などを考慮してじっくり決めたいです。
決められない場合は一度学童に申し込んでみるのもいいと思います。辞めたかったらいつでも辞められるし!
ぴかぴかの一年生、楽しくスタートできますように。
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