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【迷子対策】多動で困っていました…対策と経験談をご紹介します!


衝動性や多動性がある子供は迷子になりやすいかもしれません

 

知的障害あり自閉症スペクトラムの【ボク】も幾度となく迷子になっていて、寿命が何年縮んだかわかりません。汗

 

今回は①迷子にならないために、②迷子になっても探し出せるように、経験をもとに「発達障害児の迷子対策」をご紹介します

 

【ボク】の笑える迷子エピソードもご紹介しているので読んでみて下さいね。

 

発達障害児が迷子になりやすい原因

もちろんどんなお子様でも迷子になる可能性はあります

子供ですもの。

(毎回グーグルの矢印と逆に進んでしまう私が言うのもなんですが…)


でも【ボク】をみていると迷子の頻度が高すぎるので、これは発達障害が関係しているな、と思いました。

 

発達障害の子供が迷子になりやすい原因がいくつかあります。

 

メモ

  • 衝動性、多動性
  • 親への執着がない
  • 手をつなげない
  • 自分が迷子になっていることに気づかない
  • 迷子になっても危機感がない

 

衝動性や多動性がある子供の場合、目に入ったものが気になるとそこへ向かって行ってしまったり…

じっとしているのが苦手ですよね。

 

一定の年齢だと親から離れるのが不安になる子供が多いかもしれませんが、【ボク】の場合親への執着がなく「ママがいなくても全然大丈夫!」な時期と迷子が多い時期が重なっています

 

ショッピングモールで振返りもせずに一人でふらふらと離れていったり、親が見えなくなっても平気な顔でお店をうろうろしていました。

 

泣きもせず、「お母さんの後ついていってま~す」ぐらい普通なので(笑)、周りの人も全然迷子だと思わないんですよね…

 

過敏などで手を繋げない場合もあります。

手を繋いでくれたらどれだけ安心か…

何度も色々な方法で試してみたけど【ボク】も全然繋いでくれませんでした。

とにかく自由に動けないのが一番嫌だったんだと思います

 

コミュニケーションが苦手な場合は、迷子になってしまったことを自ら人に伝えるのもハードルが高いですよね

 

 

発達障害児の迷子対策

 

迷子にならないために、迷子になっても探し出せるように、事前にできることがあるのでご紹介します。

 

ポイント

  • 派手な色の服を着せる
  • 当日の写真を撮影しておく
  • 名札を付ける
  • 迷子紐をつける
  • GPSを持たせる
  • 「ママ~!」と叫ぶ練習をしておく

 

派手な色の服を着せておくと、少し離れた場所や人込みでも見つけやすいですよ。


また、当日の全身写真を1枚撮影しておくと、万一迷子になった時も「この子見ませんでしたか?」と一言で伺えますよね。

「何歳で、このくらいの背で、こんな服を着ていて、性別は…」といった長ったるい説明が不要です。

 

【ボク】の場合逃げ足が早いので、こんなに長い質問をしているうちに20メートルは進んでいますね。笑

 

迷子になりそうな場所に行く時には名札を付けるのも有効です。

【ボク】は発音が不明瞭なので、もし運よく保護されても自分の名前すら伝わりません

プライバシーの問題もあるので、子供や子供の保護者以外がほとんど来ない場所などで活用しています。


名札には下記の記載をしました。

 

①名前
②年齢
③血液型
④ママの電話番号
⑤「話せません。1人でいたら連絡ください」というメッセージ

 

このメッセージがあれば意図していることは伝わるだろうと考えました。

中身を自由に変えられる名札はセリアで売っていましたよ。

まだ実際に名札が活躍したことはないですが、付けることによって1つの安心材料になっています。

 

迷子紐(ハーネス)を付けたりGPSを活用するのも〇。

最近はリュックに紐がついているものや、手首同士をつなぐ物など様々な種類があります。

GPSは一定距離離れると教えてくれる物などもあり便利ですよね。

 

 

 

最後は「ママ~!」と叫ぶ練習をする、です。

【ボク】はこれが難しく未だに練習中です。

最近になって少~しだけママと離れると不安という意識が出てきたよう。

日々「ママが見えない時はママ~!って呼んでね」と言い聞かせ、公園などでわざと隠れて練習させています。

 

もし迷子になってしまったら?

最新の注意を払っているにも関わらず我が子を見失ってしまったらどうしますか?

 

ポイント

  • 写真を見せながら周囲の人に尋ねる
  • 大きい声で子供の名前を呼ぶ
  • 道路に続く出口等、危険な場所があれば一番に確認する
  • 迷子カウンターに行く
  • 子供が行きそうな所へ行く
  • 複数人大人がいる場合、一人はもとの場所で待機する

 

見失ってからほとんど時間が経っていないなら、すぐに大声で名前を呼びます。

 

見当たらなければ危険な場所から探しましょう!

 

道路がある場所などは危険なので1番に確認したいですね。

 

それでも見つからなければ周囲の人に尋ねるといいですよ。

その時は先ほど記述した当日の写真を見せるとわかりやすいです!

みなさん快く教えてくれたり、一緒に探してくれたりします😭

世の中捨てたもんじゃないです!

 

子供が行きそうな場所は親が一番わかりますよね。

おもちゃ売り場やお菓子売り場、好きな遊具、乗り物が好きなら道路の近く…等。

 

ちなみに【ボク】の場合はエスカレーターです。

 

複数人大人がいる場合は、万一子供がその場所に戻ってきた時の為に1人は待機しておくといいですよ

 

まとめ

衝動性や多動性がある子供は迷子になりやすいですよね。

この苦労は他人にはわかってもらえず、ちょっと買い物に行くのも「勇気がいること」になりがちです。

 

今回ご紹介した方法で、少しでも安心安全にお出かけができるようになってもらえればいいなと思います。

下記に、まだ迷子対策が万全ではなかった頃の印象に残っているエピソードを載せています。

今となってはクスっと笑えます。

よろしければ読んでみて下さいね😁

 

経験談

イオンで買い物、途中でもらった風船を持ちご機嫌な【ボク】。

一瞬目を離した隙に行方不明に!

大人は私1人。

「青い風船をもって、黄色のミッキーの服を着て、これぐらいの男の子見ませんでしたか?」汗だくで必死に尋ねまわる私。

20分程経った頃、H&Mの店からふらっと現れた【ボク】。

手に風船はなく、白の肌着で、鼻血を垂らしていました!

この20分で何があった!?

私が尋ね回ってた特徴、全部変わってた~!!っていう話。。。

 

お読みいただきありがとうございました!


今日もゆる~くママ業頑張りましょ!

 

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